理由がここにあると思います。画像は、組体操の練習、少しずつ始まっております。
この組体操、やっていると強くなる・・・気がしてきます。本人はもちろん、見ている保育者もそんな気になります。しかし、実際は手で支える時の自分の重さ、あしを踏ん張ったとき、肩を組んだ時のお友達の重さ、自分がお友達に体重をかけてしまうときの感触を素肌に感じることで、少し戸惑ったり、今まで感じたことの無い感覚を感じます。そして、その時の感覚から相手を思いやる気持ちが育つのだとレンズ越しの視線で思っています。ですから、友達の手を握るのをどうしたらいいのか迷う顔をするとき、自分の足がお友達の体に当たってしまった時の申し訳なさそうな顔、ちょっとこちらも切なくなってしまいますが、優しく、そして強くなる瞬間をバッチリとらえなきゃと思ってしまうのです。