昨日夕刻に、「キアゲハ」を放しました。 朝方2個目の蛹が蝶に羽化したものでした。
狭い虫かごの中で苦しそうに羽ばたく姿を、きりんぐみのお友達が「かわいそう・・・。」「外に行きたそう。」と感じ、保育者に伝えたそうです。
曇り空の2階ベランダ、雨が降り出しても、しずくのかからぬ場所へ放したのですが・・・。
その蝶が今朝になってもベランダにいたのです。移動してはいるものの、ベランダからは飛び立たず・・・。
その姿を見てきりんぐみの女の子は、「どうして飛ばないの?」と心配そう。男の子たちも「飛べなくなったの?」と聞いてくるのですが、そこまではお応えできるSTAFFはいません。
ただ、こんな風に2匹飼った幼虫が、全部蛹になり、ちゃんと蝶に羽化することは、とても珍しいことというお話をしました。蝶だけでなく、カブトムシも、朝顔も・・・。
そこに生きているということは、とても特別なこと・・・、蝶2頭が、みんなのやさしいこころの成長をお手伝いしてくれました。
ちなみに、このキアゲハのご幼少の頃の写真、蛹になった記念日写真、飛び立つ直前写真をきりん組の壁面に貼っております。これが、なんとも実写版「はらぺこあおむし」。
ブログに掲載するとドキドキが止まらくなってしまう方もあるかと思われる迷作です。